welcome to chocoPu　page(*´∇`)

あめ、あめ

しっとり　降ってます…

コンバンハ(*´ω｀)


今日の日記も

しっとり
しっとり


綴りませう。


ちくたく
ちくたく

 

ぼーん
ぼーん。



ここ最近、新聞の死亡欄に
患者さんの名前が載ったり

家族の方が逝去の報告を
くださったり。。


なんだか、
しんみりしてしまいますが


報告を受けたら
カルテを
仕分けます。

だけど

うちの医院では
処分はしません。

ずっとずっと
その方が頑張った軌跡は
私達の中で
生きております。



 


ちょっと、思い出したお話を一つ。


まぁまぁ、

立ち話も、
何ですし…

拙いお話で
恐縮ですが…



 


１年前の夏、
わたしは入院をしておりました。

８月。
太陽の日差しが眩しい中
病院のベッドの上で
痛みと格闘。

点滴の刺しすぎで
腕が蒼くなって

「もう腕には刺せないから」

と、手の甲に点滴の針。
痛いし、
具合悪いし、
動けないし…

もう、やる事といったら
寝るしかないのですよね。

寝ている間だけ
苦痛間から開放されるのです。

すー…っと
眠りに入ろうとした時、
ふと、ある事が過ぎりました。

この時期になると
毎年、とあるオジサンが
自分で育てているダリアを
持ってきてくれるのです。

それはもう、
花火のように
鮮やかで
大輪のダリア。


きっと、今年も。
退院したら

きっと、また
あの素晴しいダリアと
オジサンがいらしてくれるのではないかと。

ふと、思ったそんな事。

夢見心地に
そんな風景を描き
ぐっすりと寝入りました。


暫くして
無事退院し、職場へ復帰。

スタッフに入院中
こんな夢を見たよ、と話しかけようとした矢先

『チョコさんが入院してる時
○○(オジサン)さん、亡くなったんだよ。』

え？！
まさか、そんな！

日付を調べると
ちょうど、
あの日。。。

…なんだか、
突然の知らせで
真っ白になったのを覚えております。


でも、でも、
あれから１年。。。

奥様が、
オジサンの残した
ダリア畑を
一生懸命立て直そうと
頑張っているというお話を聞きました。

『でも、なかなか、あの人のように
見事なダリアは咲かせられないわ…

でも、必ず
咲かせてみたいの！』

奥様は
笑顔で仰られました。


わたしの中にも
オジサンや
ダリアの思い出は今でも
息づいております。

もう、会えないと
悲しくなる時もありますが
死は
誰にでも訪れる事で。。
でも、思い出はずっと
心の中に。



しっとり、
しっとり。。。

pcをお持ちの方は
BGMにドウゾ。。。


『スキマスイッチ
ムーンライトで行こう』

歌詞を見ないで聞くと
英語に聞こえる
空耳、楽しいです♪(＾＾)